オーブン焼きの紹介レシピについて
★レシピの料理時間の目安:40分
トスカーナにある、海辺のレストランで30年ほど前に覚えたカレイの料理をご紹介します。
材料は、カレイという、比較的手に入りやすい魚と、じゃがいもだけというシンプルなもので、作り方もとても簡単です。
カレイの下準備をしっかりとし、エキストラヴァージンオリーブオイルを上手く使いこなすことで、とても美味しく仕上がります。
オーブン焼きの材料
マコガレイ …… 1匹
じゃがいも …… 大3個
イタリアンパセリ …… 適量
塩・胡椒 …… 適量
エキストラヴァージンオリーブオイル …… 適量
オーブン焼きの事前準備
★
魚の下処理
【1】(01:12)
うろこ引きまたは包丁を使ってカレイのウロコを取ります。
【2】(02:16)
胸ビレに包丁で切込みを入れます。
【3】(02:30)
エラのつけ根を取り除きます。手でつまむことで、簡単に外れます。
【4】(03:01)
切り込みを入れた部分に指を入れて、内蔵を外します。
【5】(03:43)
歯ブラシを使って魚の表面をこすり、血合いを洗い流します。
【6】(04:06)
水気をよく拭き取ります。
【7】(04:20)
キッチンバサミで余分なヒレを切り落とします。
【8】(04:50)
身の厚い部分(両面)に包丁で切込みを入れます。
オーブン焼きの作り方
【1】(05:04)
魚に塩・胡椒をふります(切り目に塩を入れるのがポイントです)。
【2】(05:37)
そのままの状態で約10分放置します。約10分後表面についた水分を軽く拭き取ります。
【3】(07:09)
焼き皿にじゃがいもを並べ、塩とエキストラヴァージンオリーブオイルを軽くふります。
【4】(07:37)
じゃがいもの上にカレイを乗せ、その上からエキストラヴァージンオリーブオイルをふります。オイルの量は、たっぷりかけるのが原則です。魚の表面に、まんべんなくかかるくらいを目安にすると良いでしょう。
【5】(08:17)
焼き皿をオーブンに入れます。その際、魚の頭を奥にして入れることが、まんべんなく焼き上げるためのコツです。
【6】(08:25)
オーブンのタイマーを15分にセットして焼きます。オーブンの温度は家庭用のオーブンの場合、250度が適温です。
【7】(15:28)
オーブンから焼き皿を取り出し、じゃがいもと魚に火が通っているかどうか確かめます。オイルがひたひたになっている状態がベストです。
【8】(15:48)
皿に魚とじゃがいもを盛り、スプーンでオイルをすくってかけて、その上からパセリを散らして供します。
オーブン焼きのレシピのコツやポイント
・カレイを下ごしらえで、内臓を外す時に、「苦玉」と呼ばれる胆のうを潰さないように気をつけます。
・トスカーナ地方で生産されるオリーブオイルは、苦味があるのが特徴です。このレシピと、オリーブオイルの苦味は相性抜群ですので、できるだけ、苦味のあるトスカーナ地方のエキストラヴァージンオリーブオイルを使うことをおすすめします。
・イタリアには、こうしたシンプルで美味しい料理がたくさんあります。今回のレシピでは、魚やじゃがいもの食感とともに、エキストラヴァージンオリーブオイルの美味しさを味わうのが、美味しく食べるポイントです。
・高温で魚を調理するのは、油がじゃがいもをフライドポテトを調理し、魚の旨味がしみ出して美味しさを助長するからです。
・じゃがいもの厚さを5ミリとしましたが、これは、魚の焼き上がりに合わせています。魚とじゃがいもが同時に焼き上がるように調節することは、食感などに影響します。
・仕上げのパセリは、薬味として使用しています。使用する・使用しないは、お好みで調節してください。
オーブン焼きのレシピのアレンジ
・カレイの他にヒラメを代わりに使って応用することもできます。
・付け合せにレモンを使っても美味しいです。
紹介した動画について
いかがでしたでしょうか。
この動画は、YouTubeの日高良実のACQUAPAZZAチャンネルさんのレシピ動画をご紹介させていただきました。
ぜひ、このレシピを作ってみてくださいね。
皆さんのお料理レポもお待ちしております♪
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