パーティ料理について

パーティー料理とは?簡単美味しいパーティー料理を用意して気軽に集まるのが楽しむ極意

パーティーを開きたいけれど、どんな料理を用意したらいいのか迷っているという方も多いのではないでしょうか。
パーティー料理というと手の込んだ料理を作らないといけない、と思うかもしれません。
しかし、パーティーはみんなでワイワイ楽しむ場ですから、パーティーに出す料理だからと肩ひじを張る必要はありません。
実は、身近な食材にひと手間加えるだけでも素敵なパーティー料理に早変わりします。

レピモンでは、パーティー料理のおすすめレシピなどをご紹介。
また、パーティー料理を楽しむために気を付けておきたい点についても解説します。
ぜひ参考にしていただき、気軽にパーティー料理を楽しんでくださいね。

パーティー料理の魅力

皆さんは、パーティーを開いたこと、あるいは参加したことはあるでしょうか。
フォーマルな結婚披露宴や企業の周年記念パーティーなどに参加したことがある方も多いでしょう。
もっと気軽に、家族や仲間の誕生日、季節ごとのイベントなどを機会としてみんなで集まるというほうがパーティーのイメージがしやすいかもしれません。
このように、人が集まって何かを祝う、もしくはテーマを決めて集まって時間を楽しむのがパーティーです。

そんなパーティーを盛り上げるためには、パーティー料理が欠かせません。
パーティー料理とは、パーティーなどの場で出される料理のことです。
「凝ったものを作らないといけないのでは?」と思うかもしれませんが、もっと気軽に、身近にある食材でもパーティー料理を楽しむことは十分可能です。
では、パーティー料理の魅力はどこにあるのでしょうか。

いつものご飯もちょっとよそ行き!工夫次第で広がるレパートリー

いつも家で食べている身近なメニューでも、家族みんなで、または仲間で集まって食べると美味しく感じるものです。
また、少し盛り付けを工夫してみると、いつものご飯もあっという間によそ行きに早変わりします。
例えばサラダ一つとってみても、カラフルな食材を使えばとても華やかになりますし、手間は普段の料理とそう変わりません。
工夫次第でレパートリーが広がるのがパーティー料理の大きな魅力です。一緒にパーティー料理を囲みながら話に花が咲くでしょう。

もちろん、「パーティーならこれ」という得意レシピがあれば、ぜひ腕を振るいたいところ。
しかし、全部の料理に気合いを入れ過ぎると準備だけで疲れてしまいますから、いつものおうちご飯をアレンジしてみるなどしてもっと気軽にパーティー料理を作って、パーティーの時間を楽しむのがおすすめです。

みんなでワイワイ準備をするのもパーティー料理の醍醐味

パーティー料理というと、作った料理を出すだけ、と思うかもしれません。
でも、実はそれだけがパーティー料理ではありません。メニュー次第でみんなでワイワイ準備しながら楽しめるメニューもたくさんあります。

例えばピザパーティーをするなら、生地とのせる具材を用意しておいて、パーティーが始まったらみんなで好きな具をのせて焼き上げれば焼き立てアツアツのピザを楽しめます。
手巻き寿司も酢飯と食材を用意しておけば、各々好きな具で楽しめますし、「その組み合わせ美味しそう」といったように場が盛り上がります。
そうしたワイワイ準備できるメニューをメインにすれば、用意も気軽にできますし、にぎやかで楽しいです。
こうした楽しみ方ができるのもパーティー料理ならではだと言えるでしょう。

その他、ホットプレートを使ってパエリアを作るなど、道具をうまく活用すると「一つの料理を皆で囲む」という連帯感が生まれて、作り方や味付けで盛り上がること間違いなし。
このように、みんなでパーティー料理を作ることはパーティーを盛り上げてくれるスパイスとなるのです。

テーマを決めて作るのも楽しい

ホームパーティーを開く、参加する機会は意外と多いものです。
例えば、誰かの誕生日やひな祭りや子どもの日などの節句、結婚記念日など、集まるきっかけになるタイミングは少なくありません。
そうした「きっかけ」がある場合は、テーマを決めてパーティー料理を組み立ててみるのがおすすめです。
メイン料理を一つ決めて、それに合うパーティー料理をいくつか出してみると食卓が華やかになります。

もちろん、特別な日でなくても集まってパーティーをするのも素敵です。
そんなときにはパーティーのテーマを決めておくと、気軽な集まりでも特別感がありますし、楽しみも倍増。
「何を作ったらいいかわからない」そんな場合でも、テーマに合わせてパーティー料理を作れば迷うこともありませんし、場が盛り上がること間違いなしです。

パーティー料理おすすめシチュエーション

パーティー料理ではテーマを決めてみるのも楽しめておすすめです。気負う必要はなく、ちょっとしたきっかけをテーマにするのがみんなで楽しむコツ。
ここでは、パーティー料理のおすすめシチュエーションをご紹介します。

イベントを盛り上げるパーティー料理

イベントに合わせてパーティーを開き、みんなで集まるのも楽しいものです。
例えばクリスマスやハロウィンなど、大人も子どもも楽しめる季節ごとのイベントをきっかけにパーティーを開くこともあるのではないでしょうか。

そうした「きっかけ」がある場合は、ぜひパーティー料理もイベント仕様にしてみましょう。
たとえば、子どもの日ならお子さんの好きなメニューを少しよそ行きにしてみる、ハロウィンならカボチャやサツマイモなどを使った料理をメインにしてみるなど、楽しみ方はさまざまです。

また、クリスマスならちょっと豪華にコース仕立てにしてみても良いですね。1品1品はそれほど凝ったものでなくても構いません。
イベントの「雰囲気」を楽しむのがパーティー料理の醍醐味ですから、難しく考えずに、「これをあの人が食べたら喜んでくれるかな」と、集まる相手の顔を思い浮かべながらメニューを決めていくのもおすすめです。

旬を楽しむパーティー料理

パーティーは、1年中いつでもできるからこそ、大切にしたいのが「季節感」です。日本には四季がありますから、それぞれの季節にピッタリの「旬」を迎える食材がたくさんあります。

そこで、パーティー料理のメニューを組み立てるときにおすすめなのが、旬の食材を使うこと。夏には夏、秋には秋…と、それぞれの季節を感じさせてくれる食材を使ってみると、「これって夏が旬なんだ」「秋はやっぱり食欲の秋、美味しいものがたくさんあるね」などと言いながらパーティー料理を楽しめます。「旬の○○を楽しむパーティー」といったように集まる理由にもなるのでぜひやってみましょう。

もちろん、すべてのメニューを旬の食材だけで揃える必要はありません。メインのパーティー料理レシピを季節感あふれるものにして、あとは前菜、サラダなどは得意料理を組み合わせても楽しめます。
たとえば、夏のおすすめメインは「うなぎのちらし寿司」。土曜の丑の日に合わせてうなぎと薬味を酢飯に混ぜ込んだちらしずしをメインにして、トマトやナスといった夏野菜を使ったサラダなど食欲の落ちやすい夏にピッタリのメニューにすると大人から子どもまでみんなに喜ばれるパーティー料理の出来上がりです。

手軽で美味しいおすすめパーティー料理レシピ

パーティー料理を作る際には気合が入るものです。
でも、メニュー作成に頭を悩ませすぎると時間が足りなくなったり、パーティーが重荷になったりしてしまいます。それではせっかくのパーティーの機会がもったいないですから、簡単に作れて失敗のないパーティー料理レシピをいくつか知っておきましょう。
そうすると、「今回はこれを作ってみよう」という楽しみが増えますし、喜んでもらえたときは嬉しさもひとしおです。
ここでは、手軽で美味しいおすすめパーティー料理レシピをご紹介します。

野菜が美味しい!いろどりバーニャカウダ

みんな大好きバーニャカウダ。
ソースを作るのが大変そうと思っていませんか?実はとても簡単。お好みの野菜を美味しいソースで存分に味わえる、気分が上がるメニューです。

(材料)バーニャカウダソース4人分
・アンチョビペーストまたはアンチョビフィレ…5枚分
・ニンニクすりおろし(チューブのニンニクでも可)…1かけ分
・オリーブオイル…大さじ2
・生クリーム…50cc
・クリームチーズ…30g
・黒コショウ…少々

(作り方)
1. アンチョビフィレ5枚は包丁でよく叩いてペースト状にする(アンチョビペーストを20cmほど絞り出すのでもOK)。
2. 小鍋にアンチョビ、ニンニクすりおろし、オリーブオイルを合わせて弱火にかける。
3. ニンニクの香りが立ってきたら、生クリームとクリームチーズ、黒コショウを加えて強火で約10秒、チーズが解けるまで温める。
4. よくかき混ぜて完成。

お好みの野菜(スティック状にしたカラフルパプリカ、人参、キュウリ、大根、セロリ、茹でたブロッコリー、スナップエンドウ、ミニトマトなど)を皿に盛りつけ、バーニャカウダソースを添えて出来上がり。

超簡単!焼かないのにローストビーフ

ローストビーフはパーティーメニューの定番ですが、手間がかかりそうなイメージが強いかもしれません。
特に焼き加減が難しそうで作ったことがないという方も多いはず。そんなときにおすすめなのが、超簡単で焼かないのにしっかりローストビーフになる一品です。

(材料)4人分
・牛肉赤身ブロック…600g
・醤油…180cc
・酒…200cc
・水…200cc
・ニンニク…大きめのもの1かけ

(作り方)
1. 計量カップで醤油・酒・水を順に計って鍋に入れ、ニンニク1かけは薄切りにして鍋に加える。
2. 1を沸騰させたら中火にし、牛肉を煮汁の中に入れて1分45秒待つ。
3. トングや菜箸を使い、2の手順を繰り返して順に牛肉の4つの側面を1分45秒ずつ煮る。
4. すべての側面を煮たら火を止める。
5. 牛肉に菜箸を刺してみて、少し抵抗があるけれども通るくらいだとちょうどよい。刺さらなければ再度煮汁の中で各側面を30秒ずつ煮る。
6. 牛肉を鍋から出し、煮汁を冷ます。時間がなければボウルにあけ、氷水で底を冷やす。
7. 煮汁の粗熱が取れたら肉と一緒にタッパーに入れ、冷蔵庫で半日~1日冷やし、肉を休ませる。
8. (その日に食べる場合には、冷凍庫で1時間ほど急速Bに冷やしてから冷蔵庫に移し、6時間程度放置)
9. 牛肉を取り出し、5mm程度の薄切りにする。
10. お好みでワサビやイタリアンドレッシングを添える。

しっかり肉が冷めて落ち着いていると薄切りにしやすいです。
ローストしていないのにまるでローストビーフ、簡単美味しいレシピ。
お好みでベビーリーフやサラダと一緒にローストビーフサラダにしても美味しいですよ。

ハロウィンにぴったり!かぼちゃ丸ごとグラタン

小さめのカボチャを丸ごと使ったグラタンは、器まで食べられてハロウィン気分を満喫できます。

(材料)4人分
・小さめのカボチャ…1個
・ベーコン…2、3枚
・玉ねぎ…1/2個
・スライスチーズまたはピザ用チーズ…2枚もしくはひとつかみ
・小麦粉…大さじ1
・牛乳または豆乳…100㏄
・マカロニ…1袋
・塩・コショウ…少々

(作り方)
1. カボチャは丸ごと洗い、ラップでくるんでレンジで6~9分加熱。串が通ればOK。粗熱を取ってから上の部分1/5程度を切り取り、中のワタと種を取り除いておく。
2. マカロニは袋に書いてある時間通りにゆでておく。玉ねぎとベーコンはみじん切りにする。
3. フライパンにサラダ油を入れ、3の玉ねぎとベーコンを炒める・塩コショウで味を調え、火を止めて小麦粉を加えてよく混ぜる。
4. 再び火をつけ、弱火にして牛乳または豆乳を少しずつ加えながら混ぜ合わせ、ダマにならないように溶かしていく。
5. 全体がトロリとして混ざったら、マカロニを加える。カボチャに詰めてチーズを乗せ、オーブンかトースターで10~15分くらい、チーズに焼き色がつくまで焼き上げる。
6. 皿に盛り、切り分けて召し上がれ。

カボチャを丸ごと使うので、栄養も満点。コツは、崩れないようにカボチャの中に具材をぎゅっと詰めることです。チーズの量もお好みでどうぞ。

パーティー料理を楽しむために知っておきたい注意点

パーティー料理は、みんなで集まるパーティーの華。だからこそ、遠慮なく盛り上がれるよう、事前に注意しておきたいポイントがあります。
ここでは、パーティー料理を思い切り楽しむために押さえておきたい注意点をご紹介します。

当日は極力料理をしないで済むよう準備は万端に

料理を作るのに時間をとられて、せっかく集まったのに十分話ができなかった、というのはよくあるパターンです。
パーティー料理はあくまでみんなが楽しむためのもの。その中にはもちろんホストも含まれます。

みんなで集まって話に花を咲かせたい、誰かのお祝いをしたい。
そんな気持ちを大切に、当日キッチンにこもりっぱなしにならないよう、できるだけ前日までに料理の大半は用意しておきましょう。

メインの料理は当日温めるだけにしておくとあわてずに済みます。また、当日でないと美味しくいただけないサラダを作ったり用意した料理を盛り付けたりするのにとどめ、パーティーに集まった人と一緒に時間とパーティー料理を楽しめると良いですね。

割り勘or持ち出し、お金のルールを最初に決めておく

パーティー料理を作るのにも、もちろん費用がかかります。「でも、こちらが呼んだんだから…」と背負い込まずに、費用も含めてみんなで遠慮なく楽しむこともパーティー料理を堪能するためには大切なこと。
パーティーのテーマや招待するメンバーによって、「今回はうちが」と持ち出す場合と、会費制にする場合が多いです。

例えば、気心の知れた仲良し同士で集まるなら、会費なしでパーティー料理を持ち寄るポットラックパーティーも楽しいですし、会費制にする場合は事前に決めておいて、「手土産はなしで」と遠慮なくみんなが集まれるようにルールを決めておくとより楽しめるでしょう。

まとめ

パーティー料理は、何気ない日常の中にちょっとした「特別感」を運んでくれます。
誕生日、なにかのお祝いごと、季節のイベントなど、折に触れて気軽に家族や仲間で集まってパーティーを開くのはとても楽しいものです。
そんなときに美味しいパーティー料理を用意すると、それが話題になって話も弾みます。
でも、特別にしなきゃ、と考えすぎる必要はないですし、特別なルールに縛られる必要もありません。
みんなが集まって楽しい時間を過ごすのがパーティーですから、ぜひ簡単で美味しいパーティー料理を用意し、気軽に集まってみてはいかがでしょうか。

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