アウトドア料理・キャンプ飯について

アウトドア料理・キャンプ飯とは?非日常空間で楽しめるアウトドア飯・キャンプ飯の魅力

アウトドアというとどんなことを思い浮かべますか?アウトドアの楽しみ方は非常に幅広いのが特徴です。
キャンプはテントやシュラフなどでの宿泊が前提ですが、宿泊しなくても大自然の中でいろいろなアクティビティを楽しめるのが広義のアウトドア。
また、ひとりで楽しむアウトドアもありますが、仲間や家族とワイワイ楽しむのもアウトドアならではの楽しみ方としておすすめです。

今回は、そんなアウトドアアクティビティの楽しみ方のひとつ、アウトドア飯について魅力や楽しむためのコツ、簡単定番レシピなどをご紹介します。
また、アウトドアという環境だからこそ気を付けたい点についても解説しますので、ぜひ手順やルールを守ってアウトドア飯を堪能してくださいね。

①アウトドア飯・キャンプ飯の魅力

アウトドアの代表選手として思い浮かべるのはキャンプかもしれません。
でも、キャンプの場合、テントやシュラフを持って宿泊する、ちょっと手がかかる、と思われるのではないでしょうか。
宿泊までいかなくても楽しめるアウトドアアクティビティはいろいろあります。例えばハイキングやトレッキング、海水浴、川遊び、釣り、天体観測など実にさまざまです。

さまざまなアウトドアアクティビティを大自然の中で楽しんだ後には、ぜひ食事の時間、アウトドア飯も楽しみたいところ。
アウトドア飯を作って食べる時間は、非日常の空間を楽しむ決め手のひとつです。ここでは、そんなアウトドア飯の魅力をご紹介します。

アウトドアならではの開放感が何よりのごちそう!

いつも慣れ親しんでいるメニューでも、大空の下や水辺を前に、みんなでワイワイ囲めば美味しさも倍増。
やはり大自然の開放感は何よりのごちそうです。
非日常の雰囲気の中で楽しめるのがアウトドア飯の嬉しいところ。少々の失敗も開放感の中でなら笑い飛ばせてしまいます。

ちょっとしたメニューでもいつもと違う場所で、ワイワイ楽しめるのがアウトドア飯の良さです。開放感もごちそうのひとつですから、「やってよかったなあ」と思える思い出のひとつになるでしょう。

みんなでワイワイ料理するのがアウトドア飯の醍醐味

アウトドアの場合、ソロでというよりは仲間や家族と一緒に目的地を訪れることが多いでしょう。
アウトドア飯もみんなでワイワイ準備して一緒に囲むのがアウトドアのお楽しみのひとつ。

せっかくみんなでアウトドア飯を楽しむなら、具材の用意担当、調理担当、飲み物担当、テーブルセッティング担当と役割分担すれば、準備するプロセスも共有出来て「みんなで作った」達成感も味わえます。
そんなプロセス込みで、協力してアウトドア飯を楽しむ時間を作り上げるひとときは、かけがえのない時間となるでしょう。

土地の名物を取り入れてみるのも一興

アウトドアに出かける場合、都会とは離れたところに行きますよね。
基本的な材料はある程度準備して自宅から持っていくことになるでしょうが、例えばバーベキューの肉や魚介類、旬の野菜などを現地で調達するのもアウトドア飯ならではの楽しみ方のひとつです。

いつもは足を運ぶことのない道の駅や目的地近くの地元ならではの市場やスーパーに立ち寄ってワイワイ具材を選ぶのも一興。
あまり見かけない食材にチャレンジできるのもアウトドアの空気ならではです。
知らなかった目的地の魅力を垣間見ることができるのも、アウトドア飯の魅力のひとつだと言えるでしょう。

②アウトドア飯を楽しむコツ

アウトドア飯は大自然の中で作るので、自宅とは異なりどうしても制約が生じてしまいます。
それでも開放的な空気の中でアウトドア飯を楽しむことは何物にも代えがたい経験。
そこで、できるだけ失敗を避けつつアウトドア飯を楽しむためのコツをご紹介します。

事前に分担を決めておき準備しておく

アウトドア飯の場合、どこまで持参できるかにもよりますが、道具や食材が限られる中で作らざるを得ない傾向にあります。
自宅にある道具をすべて持っていくことはできませんし、公共交通機関で行く場合はもちろん、車で行く場合もどうしてもアクティビティに使う荷物が多くなりがち。
火を起こす道具やバーベキューコンロなどの必需品以外はできるだけコンパクトにしたいところです。

そこで、アウトドア飯のメニューについては、ある程度事前に相談して決めておきましょう。
何を何品作るのか、だれが主担当で作るのかなどを決めておくと、用意するものもはっきりするので、準備もしやすいです。
また、肉や魚、野菜などの具材をあらかじめカットしたり下味をつけたりして密閉容器に入れて持参する、調味料を小分けにして用意するなど、工夫して準備しておくと当日は焼くだけ、煮るだけなどパパっと作れて便利です。

もちろん、「もう1品できそうかな」と時間的にも材料的にも余裕がある場合は、当日相談しながらアレンジするのも楽しいですよ。

アウトドア飯のバリエーションが広がる便利道具を活用

アウトドア用に道具を購入したという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アウトドア飯を簡単に作るなら、そうした道具をばっちり活用したいところです。
火が扱いやすい、またみんなで囲める道具を使うとアウトドア飯も自由自在に楽しめます。

例えば、火力のもととなるバーベキューコンロやグリル・バーナーなどを用意しておくと、定番のバーベキューを楽しめるだけでなく、食材を炙って一味違うアウトドア飯が楽しめます。
また、調理台として使えるテーブルは、アウトドア飯を囲む際にも使えるので折りたたみ式のものをひとつ準備しておくといいでしょう。
さらに、紙の皿やコップはゴミが増えてしまうので、割れにくい素材の食器を用意しておくとエコです。

③アウトドア飯を楽しむ際の注意点

アウトドア飯を楽しむシチュエーションは大自然の中。
だからこそ、作る際にも、そして食べたあとも注意しておきたいポイントがあります。
アウトドア飯を存分に楽しむためにも、注意点を押さえておきましょう。

料理時間を短縮する工夫が必要

アウトドアでのアクティビティに夢中になって時間を忘れるという体験は皆さんしたことがあるのではないでしょうか。
でも、アウトドア料理を作るのは、時間との戦いでもあります。場所によっては灯りがなく、暗くなってしまうと手元が見えなくなって料理がしにくくなってしまうこともあるでしょう。

そこで、事前に食材の下ごしらえをして持参し、パパっと作って時短にするとよいでしょう。
せっかくですから、作る時間だけでなく食事を楽しむ時間もたっぷり取りたいところですよね。
そのためにも自宅で用意できるところまではしておいて、現地で仕上げをして盛り付ける、というように手間を省けるようにしておくと十分に時間が取れるでしょう。

洗い物を少なくするには便利アイテムの活用がおすすめ

ついつい料理を作るのが楽しくなってしまい、気がつくと洗い物がすごく多くなってしまったというケースは意外と多いものです。
アウトドア飯を楽しんだ後に洗い物が多く待っていると思うとモチベーションが下がってしまいますよね。また、アウトドアだと洗い物をできる場所が限られるので、大量の洗い物で占領してしまうと他のグループに迷惑をかけてしまいかねません。

特にアウトドア飯を取り分ける皿はかさばるもの。皿以外にスキレットや鍋、カッティングボードなどを用意して盛り付け、みんなでつまむのも洗い物を少なくする工夫としておすすめです。

まとめ

アウトドアで思い切り遊んだあとのお楽しみ、アウトドア飯。いつものご飯もみんなで大空の下で食べれば美味しさも楽しさも格別です。
だからこそ、事前準備は計画的に、また当日はマナーをしっかり守って楽しみたいところ。

役割分担をすれば団結力もアップしますし、ちょっとした非日常気分を味わえるのがアウトドア飯の醍醐味です。
ぜひ、準備段階も含めてワクワクするひとときを過ごしてみてくださいね。

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