セムラの紹介レシピについて
★レシピの料理時間の目安:2時間
セムラとは日本では聞きなれないお菓子かもしれませんが、実はスウェーデンではイースターの時期に毎年必ず食べるほど伝統的で愛されているお菓子です。
セムラは古くは15世紀からたべられているもので、シュークリームのような見た目の、パンを使った甘すぎなくてとてもおいしいお菓子です。
菓子パンがとても種類豊富な日本なら、セムラもきっと受け入れられやすいお菓子なので、ぜひ試してみてください。
セムラの材料
バターまたはマーガリン …… 50g
牛乳 …… 150cc
イースト …… 3g
砂糖 …… 35g
塩 …… 一つまみ
卵液 …… 1/2個
カルダモンパウダー …… 小さじ1/2
ベーキングパウダー …… 小さじ1/2
強力粉 …… 200g
薄力粉 …… 100g
セムラの作り方
★
セムラのパン生地とフィリング
【1】(00:12)
ボールに3gのイーストを入れます
【2】(00:14)
40度ぐらいの人肌程度に温めた牛乳と電子レンジなどで溶かしたバターを混ぜあわせます
【3】(00:19)
先ほどの牛乳とバターの液に、砂糖35gと塩少々、卵液1/2個分、カルダモンパウダーを小さじ1/2の分量で加えてよく混ぜます
【4】(00:29)
さらにそこにベーキングパウダーを1/2、薄力粉100g
・強力粉200gを入れてさらによく混ぜ、しっかりと弾力が出るまで5分ほど手でこねて生地を作ります
【5】(00:53)
捏ねて弾力が出た生地を一つに丸めて、ボウルにいれてサランラップなどで多い、室温で45分、もしくは2倍ほどに膨れるまで生地を寝かせます
【6】(01:02)
打ち粉をした台の上でさらに手でこねて、生地を6つに分けて一つづつを丸めます
【7】(01:18)
それぞれの生地を鉄板に敷いたクッキングシートに載せて、乾いた布をかけて30分ほど寝かせ、その後卵液を塗ります
【8】(01:34)
オーブンを予熱で220度程度に温めておいて、10分から13分ほど焼き、焼き終わったらオーブンから取り出してラックにのせて、乾いた布をかぶせて大きます
【9】(01:57)
パンの上1/3ほどをパン切り包丁で切り落として、フィリングが詰められるように中身をくりぬきます
【10】(02:13)
くりぬいたパンの中身と、アーモンドプードル100g・砂糖60gを混ぜます
【11】(02:19)
先ほどのパンの中身とアーモンドプードル、砂糖を混ぜたものに、牛乳を少しづつ加えながら弾力が出るように練ります
【12】(02:26)
真ん中をくりぬいたパンの中に、そのフィリングを詰めて、上にお砂糖を入れてホイップした生クリームを絞ります
【13】(02:46)
先ほど1/3を切ったうえの部分をパンの上にかぶせて、粉砂糖を上からまぶして飾り付けをすればセムラの出来上がりです
セムラのレシピのコツやポイント
・生クリームを乗せるときは、絞り口があると便利ですが、スプーンでのせても問題はありません
・パンはよく冷ましてから切らないと、しぼんでしまう可能性があるので気を付けましょう
・片手で食べられるパンのようですが、スプーンを添えて出してあげるのが一般的です
・パン生地は発酵の時間がとても大切ですので、しっかりと膨れるまで時間をおいて様子をみながらすすめてください
セムラのレシピのアレンジ
・スウェーデンでは1月から2月の時期には職場のコーヒータイムにも出されることがあるセムラですので、日本でもぜひコーヒーと一緒に食べてみると、コーヒーの苦みとセムラのクリームの甘さがマッチしてとてもおすすめです
・スウェーデンでは、セムラをホットミルクに浸して食べる事もよくあります。寒い季節には特にぴったりの食べ方です
・カルダモンはお好みでもし苦手な人は入れなくても問題ありません
・ホイップクリームにお砂糖を加えないで作ると、甘さを抑えたセムラを作る事ができます
紹介した動画について
いかがでしたでしょうか。
この動画は、YouTubeの北欧のおやつとごはんさんのレシピ動画をご紹介させていただきました。
ぜひ、このレシピを作ってみてくださいね。
皆さんのお料理レポもお待ちしております♪
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